多嚢胞性卵巣症候群(PCO)|35歳 B様

結婚5年、2年前より不妊治療を始める。初潮より生理痛が酷く、鎮痛剤が効かない状態で、月経周期も45日~60日で安定しない。病院でPCOと診断され て、クロミッドを処方され、周期も安定して、妊娠したが、7週目で流産してしまう。完全流産したことで、無理やり体に働きかけるよりも、体を整えていきた いという気持ちから友人の紹介で、漢方薬の服用を希望されました。

手の冷えがありますが、お腹、腰が一番冷えて、夜になると足はほてる。疲れやすく、仕事のストレスのため不安感が出ると、動悸がして、便秘と下痢を繰り返 します。生理前になると、頭痛、腰痛、足が痛む、眠い、口内炎が出来るなどの月経前緊張症(PMS)の症状が出始め、生理痛も酷く、吐き気や下痢が出てき ます。

人間のからだはには、健康な状態を維持しようとする恒常性(ホメオスタシス)機能が備わっています。恒常性がきちんと保たれるためには、内分泌(女性ホル モンなど)、自律神経系、免疫系のそれぞれが正常にはたらいていることが大切です。そのバランスを老化やストレスなどによって乱れると、病気などさまざま な症状となってあらわれてくるわけです。ストレスを改善するだけで、女性ホルモンのバランスが良くなることがあります。まず、ストレスによって、体に負担 にならないような体つくりが必要です。ストレスから来る自律神経の乱れを調節して、血を増やしお血を取りながら、子宮を温める、きゅう帰調血飲と、胃腸を 整えて子宮卵巣に栄養を行きやすくし、卵の質を良くするための、六君子湯を併用にしました。ストレスの度合いが変わると、加味逍遥散に変更したり、体質に 合わせて調整していくと、10ヶ月服用後、月経周期も安定して、頚管粘液(排卵時に出てくるおりもの)も出始めました。
そこで、妊娠に深い関わりのある任脈、衝脈の経絡の冷えをとり、着床しやすく、流産防止になるきゅう帰膠艾湯と温経湯に六君子湯を処方に変更すると、3ヵ月後妊娠されました。妊娠後も漢方薬を服用されて無事出産されました。

 

費用は、漢方薬を何種類かの併用を合わせて、1ヵ月¥18,000でした。