30歳子宮内膜症 妊娠おめでとうございます
30歳 子宮内膜症(チョコレート嚢腫)があり、生理痛がひどく
PMS(腹痛、頭痛、イライラ、胸が張る、卵巣痛等)
高温期が低く、内膜が薄い、ストレスでクヨクヨしやすい。
便秘と下痢を繰り返し、消化不良になることがある。
人工授精をしたが妊娠できず、早く妊娠したいので漢方薬を服用希望。
まず。PMSやストレス、疲れがある、内膜が薄い為、
加味逍遥散と十全大補湯を処方。
自覚症状が良くなってきたころ子宮内膜症の治療のためにリュープリンを注射。
注射をしている間は、漢方薬もリュープリンの副作用頭痛のぼせめまいを改善して
子宮内膜症の処方として桂枝茯苓丸+女神散に変更。
その後妊娠に向けての処方きゅう帰膠艾湯と当帰散で妊娠されました。
最初にメンタルと身体の疲れや胃腸の不調を取ることで
妊娠に向けての母体作りが出来たと思います。
妊娠は子宮、卵巣に目が行きがちですが、本来は身体全体の改善をすることで
子宮、卵巣の動きが良くなります。
その改善には漢方薬が役に立ちます。
妊娠おめでとうございます。